- e-ナースセンターってなに?
- e-ナースセンターってどうやって使うの?
- 本当に転職できるの?
- 登録すると面倒じゃないかな?
なぜなら、僕はe-ナースセンター改正から、利用状態を確認してきており、転職に有利な情報も載っていることを知っているからです。
記事の前半では、「e-ナースセンターとは」について解説しつつ、記事の後半では、「利用方法から、登録までの手順」を具体的に解説します。
この記事を読み終えることで、「e-ナースセンター」を理解できるだけではなく、「登録から就職までの方法」が身についた状態になります。
では、解説していきましょう。
まずは、転職サイトランキング上位3つの転職サイトに登録(無料)をします。
1位:看護roo! 2位:看護のお仕事 3位:マイナビ看護師
※もし手順などに不安がある場合は@tensyoku_nurseにいつでも連絡(DM)下さって大丈夫です。
「良い求人があれば、早めに転職したいと思っている」と各転職サイトに伝え、優先的に求人を紹介してもらう。
担当の相性や希望の求人など、条件を照らし合わせた上で1社に絞り転職をする。
この記事の目次
e-ナースセンターとは
e-ナースセンターとは、日本看護協会が運営している「無料職業紹介サイト」です。
e-ナースセンター公式サイトはコチラです。どうぞ。
ナースセンター(e-ナースセンターではなく)は各都道府県に必ず1つ設置されています。主な活動としては、
- 看護師等無料職業紹介・相談
- 潜在看護師の復職支援研修
- 看護職をめざす方への進路相談
などがあります。この中の「看護師等無料職業紹介・相談」の一環にe-ナースセンターが位置付けられているので、覚えておくと良いかもしれません。
e-ナースセンターのメリット
e-ナースセンターを利用する際のメリットはコチラです。
- 登録から就職まで完全無料
- 看護師経験者の担当がいる
- 地方の求人に強い場合がある
- 自分に合う求人を自動で探してくれる
- しつこい電話が来ない
では、一つづつ詳しく解説していきます。
登録から就職まで完全無料
e-ナースセンターは完全無料です。また、看護協会員でなくても利用することが出来ます。
看護師免許番号や本人確認などの煩わしい手続きは一切ありません。
そのままe-ナースセンターのサイトに飛ぶことで誰でも登録から利用まで問題なく行えます。
また、利益目的で行っていないため、病院が人材紹介料を払うことは無く、病院の経営の圧迫を防ぐことが出来ると言われており、
病院職員(看護師)に還元できる、看護師にも病院にも優しいシステム(サイト)とも言えるでしょう。
看護師経験者の担当者がいる+地方の求人に強いことがある
e-ナースセンターの求人に応募する際には、直接応募と紹介応募の2通りの応募方法があります。
紹介応募の場合には、看護協会の「ナースセンター」を介しての応募となります。
ナースセンターでは、看護師経験者が対応してくれるため転職サイトとは違い、仕事の辛さや大変さを理解してくれるかもしれません。
また、各県の最新の病院事情や転職サイトでは得られない情報などを収集することが出来るかもしれません。
自分に合う求人を自動で探してくれる
自動マッチング機能を利用するためには、e-ナースセンターに登録後、自分のプロフィール設定を行う必要あがあります。
マッチングする条件としては、下記の項目が参考となっています。
- 保有資格
- 雇用形態
- 希望勤務地
- 登録住所
これらのプロフィール設定を行うことで、毎週月曜日に登録したメールアドレスに自動マッチングした求人のお知らせが届きます。
これは、僕に届いたe-ナースセンターからの自動マッチング通知メールです。URLをから簡単にマッチングした求人を観ることが出来ます。
しつこい電話など無い
「電話がしつこい」と転職サイトに登録するとよく聞くかと思いますが、e-ナースセンターでは登録後に看護協会からの連絡は一切ありません。
気になった病院や施設をお気に入り登録する機能がついているのですが、もちろんその病院や施設などから連絡が来ることもありません。
看護協会が運営していますが、情報収集も就職先の検討もこのサイト内で完結するため気楽に自分のタイミングで利用することが出来ます。
ちなみに僕は、転職サイトを利用しても「しつこい電話」は来ないように自分で調整しています。記事にしていますので参考までにどうぞ。
e-ナースセンターのデメリット
e-ナースセンターのデメリットはコチラです。
- 各県による求人数にムラがある
- 田舎は情報が漏洩する?
- 給料交渉の代行はなし
では、一つづつ解説していきます。
各県による求人数にムラがある
e2019年9月現在のeナースセンター内の(全国)総求人数は21,235件ありました。
しかし、東京都2,037件の求人に対し、高知県31件と求人数に大きく差が見られています。
看護師人口一人あたりで計算しても高知県の求人数は、非常に少ない求人数と言えるので、有効な求人情報が得られない事もあるかもしれません。
そんな場合には、友人からの情報やハローワークや転職サイトを活用すると良いかもしれません。
田舎は情報が漏洩する?
これは完全に僕の話になるのですが、僕が転職した際に上司となった看護師が、以前僕がナースセンターを利用した経緯を知っていた。といった事がありました。
この事で僕には、少しの不利益も被っていませんが、僕はナースセンターの利用を誰にも言ったことが無かったため、どこかで漏洩していると考えられます。
各県や個人のモラルにもよりますので一概には言えませんが、なにより、どこに行っても失礼のないように、後ろ指さされること無いようにしないとですね。笑
給料交渉の代行者はなし
e-ナースセンターの求人に応募する際には、直接応募と紹介応募があります。
紹介応募の場合には、聞きにくい事や条件を確認してくれますが、転職サイトのような積極的な給料交渉は行っていないようです。
そのため、融通をきいて欲しい場合や積極的な給料交渉は自分で行う必要があるでしょう。
e-ナースセンターを登録すべき看護師とは
e-ナースセンターのメリット・デメリットも考慮して有効にe-ナースセンターを利用できそうな看護師さんと向いていないかもしれない看護師さんを解説します。
e-ナースセンターをオススメする看護師さん
上記のメリット・デメリットを考慮してe-ナースセンターをオススメできる看護師さんをまとめています。
- 看護師経験が豊富な人に安心して相談したい。
- 転職サイトを利用したくない。
- ゆっくり情報収集用に使いたい。
- 給料交渉は自分でできる。
ここで、当てはまった人は、登録方法を下で解説していますので参考にして下さい。
e-ナースセンターは向いてないかも看護師さん
上記のメリット・デメリットを考慮してe-ナースセンターは向いていないかもしれない看護師さんをまとめています。
- 求人を探している時間がない。
- 地道に求人を探す事が出来ない。
- 給料や就職条件の交渉は自分では出来る気がしない。
もし、向いていなくても情報収集には利用できるため、転職を考えている看護師さんは登録すると良いかもしれません。
そんな看護師さんに参考になる記事をそっと置いておきますので気になる方は是非。
e-ナースセンターの登録方法は下記にて解説していますので参考にして下さい。
e-ナースセンターの登録方法
3STEPで簡単に登録することが出来ます。実際の画面を用いたので、この通りに行えば簡単に登録することが出来ます。
コチラからe-ナースセンター公式サイトに行き、赤い四角を選びます。
必要項目を入力します。下の確認ボタンを押し、画面が変わり次に「送信」を押すと、登録したアドレスにとう登録用のURLが送られてきます。
この様に自分のアドレスに登録用のURLが送られてくるので、ログインして登録ボタンを押して完了です。
e-ナースセンター面接までの流れ
就職までの流れを画像にしたものになります。
引用:e-ナースセンター
「希望条件に合った求人を紹介」の後に「直接応募」と「ナースセンター経由応募(紹介応募)」を選ぶことが出来ます。
この部分についてわかりにくいので解説していきます。
全体的な解説に関しては、看護協会で解説して(こちら)いますので参考にして下さい。
直接応募
e-ナースセンターの求人情報に、「直接問い合わせ」「システム応募」があります。
ここから希望の病院とやり取りをすることができます。
就職希望の問い合わせをするわけなので、失礼のないように文章を考えましょう。
もし、不安がある場合は「システム応募」を選択すると、予めの定型文を用意してくれているので項目を埋めるだけで、相手先に失礼なく問い合わせ出来ます。
紹介応募
e-ナースセンターの求人情報に、「紹介問い合わせ」の項目があります。
ここに問い合わせすると、ナースセンターに送られます。希望や条件や不安等を伝えることで今後の流れや面接までのサポートをしてくれます。
現役看護師のオススメする登録しておきたい3つの看護師転職サイト
転職については、e-ナースセンターも転職サイトも両方活用していくことが大切になります。そこで、僕がオススメする看護師転職サイトは
- 看護roo!
- 看護のお仕事
- マイナビ看護師
この3つです。簡潔明瞭に説明すると、転職サイトに欠かせない①求人数と②コンサルタントの質から私が選んでいます。もちろん全て利用した経験があります。
なぜ転職サイト利用にこの2つが大切なのかは▷転職サイト利用する理由。信用してよいのか。に記載がありますので参考にして下さい。
また、3つの転職サイトについてもっと知りたい(確認しておきたい)場合は、
まとめ記事を用意してありますので、参考にして下さい。
看護roo!
初めて以降の転職に必ず登録した方が良い転職サイト1位です。
「看護師」の専門特化した転職サイトであり、様々な無料サービスが豊富なのが特徴。
高給な求人も多く取り扱ってあり、登録することで非公開求人も紹介してもらうことが出来る。
- 主都県周囲の求人数の多さ
- コンサルタントの質の高さ
- 看護師目線のサービスの豊富さ
看護roo!は転職の際には、必ず登録しておきたい転職サイトの1つです。
転職も様々な理由があると思いますが、どの様な理由でも多様な提案をしてくれるところが嬉しいですね。
看護のお仕事
転職サイトを選ぶ上で最も大切である「求人数」を保有してあり、その数全国総数13万件
条件を細かく審査し、ミスマッチを防ぐ事で満足度No.1
人間関係や病院の内部情報などの貴重な情報も聞くことが出来る事もあり有能。
- 全国どこでもサポートできる求人数
- コンサルタントの満足度No.1
- 病院などの内部情報に強く、耳寄り情報あり
マイナビ看護師
大手の転職会社「マイナビ」が運営するマイナビ看護師だからこそ安定感No.1
他の転職サイトと比べ良質な求人数で全国累計5万件
また、正職員の求人が多いため、求人を比較するには有効です。
- 大手転職サイトが運営している安心感
- 良質な求人数を保有している
- 全国どの看護師でも問題なく利用することが出来る
まとめ(結論)
- e-ナースセンターの使い方
- e-ナースセンターの向き不向きの人について
- 転職にはe-ナースセンターと転職サイトは両方活用が吉
まだ、発展途上のe-ナースセンターですので、今のうちに登録しておくことで新しい機能や情報など収集できるかもしれません。
転職をe-ナースセンターのみで乗り切るの事は困難になるかと思うので同時に転職サイトの登録を僕はオススメします。
皆さんの転職が成功しますように。