
- 友達が紹介してくれた職場ってどうなの?
- 友人・知人の紹介での転職でデメリットってありますか?
- 知り合いの紹介での転職のメリットってありますか?
- 友人の手前、直ぐに退職も出来ないし転職を悩んでます…。
なぜなら、これから紹介する僕の経験を踏まえた、「知り合いの紹介での転職の注意点」を実施することで、トラブルの予防や転職への心構えを知ることが出来るからです。
記事の前半では、「紹介での転職の注意点・メリット・デメリット」を解説しつつ、記事の後半では、「転職までに交友関係を壊さないために」を具体的に解説しています。
この記事を読み終えることで、「知人・友人での転職で注意すること」が理解できるだけではなく、「自分にあった有利な転職方法」を知ることが出来ます。
もし、今から1年程度で転職を考えている看護師さんがいましたら参考記事がありますので是非どうぞ。
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この記事の目次
知人・友人の紹介での就職の注意点

友人や知人からの紹介で就職先を決める際の注意点としては下記が主に上げられます。
- 契約内容が曖昧のまま契約してしまう(就職先の規模が小さい程この傾向あり)
- 友人や知人から聞いていた職場環境にギャップがある
- 人間関係についての情報は主観であること
これらの内容に注意する必要あがあります。一つ一つ簡潔に解説していきましょう。
契約内容が曖昧
会社の規模が小さい程多くみられがちなのですが、
面接早々に「早速明日から来れる?」などと、経営者から労働契約など細かい話をされる前に言われたら要注意かもしれません。
会社が面接者を雇用するまでに行う労働者への手順としては、
- ①労働契約内容にしっかりと同意を受けた上で
- ②出勤のタイミングなどを決めます。
このような状態で就職先を決めてしまうと、給料や福利厚生、年休やボーナスなどの大切な話ができず、
「じゃこれにサインしてもらえる?」などと言われ、十分な説明もないまま労働契約を結ばれる。なんてことが実際にあります。
この様な状態での契約締結は、転職が失敗してしまうどころか、就職後すぐに退職に至ってしまうと紹介してもらった友人との関係もギクシャクしてしまいます。
知人や友人の紹介という事で、アットホームな感覚で会社側が自分に対し接してくれるのは良いですが、
契約内容などに関してはしっかりと対応してくれているのか、自分の希望とあっているのか。しっかりと見極める必要があるはずですので注意しましょう。
もし、友人を通しての転職が心配。でも、失敗したくないから職場の雰囲気が分かる職場に転職したい。という人は、一旦派遣看護師という選択もあります。
僕の経験をもとにした記事もありますので参考にしてください。
知人・友人から聞いていた職場環境にギャップがある
職場を紹介してくれた知人・友人と自分との関係性にもよるのですが、
例えば、病院で友人の病棟では「夜間帯の緊急入院は殆ど無い」と聞いていても、
知人・友人以外の他の病棟で代わりに緊急入院を受けているかもしれません。その病棟に配属される事も容易に考えられます。
また友人の「大したことないよ(仕事内容など)」は自分にとって「大したことない」のでしょうか。
たまに、知人・友人も自分の職場に来てほしいがために良い情報ばかり無意識に伝えてしまうことがあります。
すごく簡単な図になりますが、

この図のように、紹介してくれた知人・友人の情報ももちろんですが、客観的に評価できるような
- 「残業時間は?」
- 「1日の受け持ち人数は?」
- 「1日のスケジュールはどんな感じなの?」
などの内容は、客観的な情報として収集できるので、しっかしと確認するようにしましょう。
人間関係についての情報は主観であること
知人・友人の人間関係に関する情報が必ずとも、自分の感覚と合っているとは限りません。
大切なのは、知人・友人からの情報はあくまでも「情報」として収集することです。
知人・友人との関係性が悪い人間が職場にいたとしても、自分も上手くいかない。というわけではありません。
そのため、客観的に判断できるような(職場の雰囲気をイメージできるような)
- 挨拶は多くあるのか
- 歓迎会や新年会以外に職員の自発的な集まりはあるのか
- 理不尽な要求や指示はないか
- 気分屋(お局)の存在はどうか
などと言った、情報をしっかりと確認するようにしましょう。
紹介での就職のメリット

知人・友人からの紹介で就職するのって、精神的に楽ですよね。
新しい職場に知っている人がいる。直接知り合いが居なくても繋がりがある。ってだけで、心の支えになった経験が僕にもあります。
知人・友人の紹介での就職する際のメリットは以下の項目になります。
- 内部情報を把握することが出来る。
- 友人の信頼度が職場に反映されやすい。
- 交渉しやすい環境
一つづつ解説していきます。
内部事情を把握することが出来る
知人・友人の紹介の転職に関わらず、転職の際に確認するべき基本項目として
- 給料
- 福利厚生
- 労働環境
- 人間関係
これら3項目は最低でも情報収集しておきたいところなのですが、この項目は情報収集しやすい順に並んでいます。
見ての通り、3労働環境 4人間関係 に関しての情報収集は本当に困難を極めます。
知人・友人からの情報というのは、実は、転職の際に一番情報収集しにくい情報なので、転職に有利で、失敗しない転職方法の1つでもあります。
友人の信頼度が職場に反映しやすい
もし、就職先を紹介して下さる知人・友人がその職場でとても信頼のある方なのであれば、
「〇〇さんの紹介の人なら安心」「〇〇さんの紹介の人は大丈夫だ」などと信頼が反映しやすいです。
また、就職先の職員との関係づくりもそれに比例してスムーズに有効的な関係を気づくことが出来るかもしれません。
もし、その知人・友人が紹介された職場から信頼を受けいていない様子が伺えたら、そこは割り切って客観的な態度で、立ち振る舞うのが良いでしょう。
交渉しやすい環境
会社の規模が小さくなればなる程、柔軟な対応がしてもらいがちです。
例えば、経営者が知人・友人から事前に情報収集をしており、自分が「どんな人間か」「どの様な仕事ぶりが考えられるのか」「戦力になるのか」などを理解した上で、
自分の職場において「必要な人間である」と思ってもらえた場合は、給料や福利厚生などの交渉はしやすいと考えられるでしょう。
紹介での就職のデメリット

知人・友人の紹介での就職はメリットが多い反面、デメリットも存在します。
- 面接で断りにくい
- 友人に迷惑を掛けられないというプレッシャー
- 退職しにくい
これなの項目が上げられます。一つづつ解説していきます。
面接で断りづらい
面接先が、自分に対してアットホームでウェルカムな状態で、しかも、
「就職してくれたら本当に助かる!」「あなたみたいな人を待っていたのよ!」「来てくれないかな?」「〇〇(駐車料金や交通費など)もタダにするしどうかな?」「いつから来られるかな?」
などと、まだ自分が悩んでいる・迷っている状態で、畳み掛けるように言われたらどうでしょうか?
しかも、そこに知人・友人の関係もあるので自分のイメージと違っていたり就職を断りたい場合に、断りにくいというデメリットがあります。
就職を促されても、しっかりと自分の希望と合っているのか、長く継続して働くことが出来るのかしっかりと見極めた上で返事をするようにしましょう。
友人に迷惑を掛けれないというプレッシャー
職場側も少なからず、知り合いの推薦ということで期待している部分もあるでしょう。
また、紹介してくれた知人・友人に自分の事で迷惑をかけられない。という思いから、プレッシャーを感じてしまう場合もあります。
相手からの期待をエネルギーに変えられる人にとっては良いかもしれませんが、プレッシャーに感じてしまう人にとってはデメリットに感じてしまうかもしれません。
退職しにくい
知人・友人が紹介してくれて就職することが出来た。という恩があるので、
自分が実際に就職して合わないな、と思ってもすぐには辞められない。という気持ちが負担になってしまう場合があります。
「何年勤めれば良い。」というわけではないのですが、もし、辞める時は知人・友人に迷惑をかけないようにしっかりと後腐れの無いように退職するのが望ましいでしょう。
就職のしやすさだけではなく、就職後から退職までについてもしっかりとイメージしておくことが大切です。
恐らく、この記事を読んでいる看護師さんは退職を考えているかと思います。でもなかなか辞められない。それ、辞めれない理由を自分で探していませんか?
その様な事を詳しく記事にしてみました。
紹介での就職でまでに交友関係を壊さないための3つの考え方
基本的な考え方としては、3つにまとめました。
- 就職先に対して良い顔をする必要はありません。
- 友人に対しても「もし自分に合っていれば」就職したい。という意志を明確にしておく
- 知人・友人や職場の雰囲気に流されることなく、内定後の返事は後日にしましょう。
就職先に対して良い顔をする必要はない
もちろん、知人・友人の紹介であるために失礼のない態度・対応はもちろんですが、必要以上に愛想を振りまく必要はありません。
変に期待させる態度や曖昧な返答は、誤解を生み、お互いに「話と違った」などと問題になる場合もあります。
就職先に対しては、冷静に客観的にしっかりと対応しましょう。
意志を明確にしておく
「就職したいな。」という気持ちがあるのであれば問題ないのですが、悩んでいる状態でも、
就職先の人間や知人・友人が「就職するだろう」と勝手に思い込んでしまい「就職する」前提で話が進んでしまうことがたまに見受けられます。
断りにくい上に、自分が納得する前に就職してしまうのは、転職のミスマッチに繋がるためとても危険です。
そのために、「悩んでいる」「自分に合えば」「もう少し考えたい」などとしっかしと自分に意志を伝えることが大切です。
内定後の返事は後日に
どこの職場も看護師不足であり「採用したい」という気持ちが働くため、その場で就職内定を行い、
「就職者の気が変わらないうちに」就業日時を取り付けようとする会社もあります。
そのために、面接後の返事は「後日」にしましょう。
もし、就職してもいいかな。と思っても、返事は後日でも変わらないので、しっかりと自宅などで考える時間をつくりましょう。
現役看護師のオススメする絶対に登録しておきたい3つの看護師転職サイト
知人・友人の紹介で転職するのは、デメリットを注意すれば、本当に有利な転職活動になるかと思います。
まずは、「自分が色々聞いて納得できた職場」に転職することが大切ですからね。
もし、不安が少しでも残るのであれば、僕は情報収集に転職サイトの利用を勧めています。
それらの詳しい理由は▷【看護師】転職サイトを利用する理由とは。信用して良いのか。に書いてあるので参考にして下さい。
僕が、利用した中で、利用しやすかった転職サイトを解説しています。登録も簡単なので、コンサルタントに聞いてみるのも良いかもしれません。
では、ぼくのオススメの転職サイト3つは、
- 看護roo!
- 看護のお仕事
- マイナビ看護師
この3つです。簡潔明瞭に説明すると、転職サイトに欠かせない①求人数と②コンサルタントの質から私が選んでいます。もちろん全て利用した経験があります。
なぜ転職サイト利用にこの2つが大切なのかは▷転職サイト利用する理由。信用してよいのか。に記載がありますので参考にして下さい。
また、3つの転職サイトについてもっと知りたい(確認しておきたい)場合は、
まとめ記事を用意してありますので、参考にして下さい。
看護roo!

初めて以降の転職に必ず登録した方が良い転職サイト1位です。
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終わりに
知人・友人の紹介で就職先を紹介してもらえる時点で「自分を必要としてくれている」んですね。本当にありがたい事ですよね。
そんな自分を必要としてくれている、職場に就職したいと思いますし、そんな期待に答えたい。と思うのは必然的でしょう。
しかし、転職する理由は何でしょうか?その職場の期待に答えたいから?それなのであれば、良かと思います。
しかし、給料面や人間関係、労働環境など退職には様々な理由があると思います。
その紹介してくれた職場は、今の職場と比べてどうでしょうか?
しっかりと見極めた上で転職することが大切になるかと思います。
転職が成功することを心から祈っています。